NHKクローズアップ現代+今も10万か所以上除染ごみがなくならないの感想

2019年8月31日土曜日

社会

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この番組では原発事故から8年経つのに、いまだに大量の”除染ゴミ”が現場保管されている現場や、当初予定されていた除染ゴミの県外移送が難航し、結局県内に”再生利用”と称して処分している行政の場当たり的な対応と、それらに怒る現地住民の姿を紹介していた。

これは原発利権のかたまりである政府の話に乗った福島県民の自業自得と言える。原子力発電所や再処理工場みたいな危険なものを受け入れれば、いつかは子孫が迷惑を被るのは分かりきった話だが、多額の補助金や雇用と引き換えに売り渡した。

未来より今、自然より金、子孫より自分の代というわけである。福島県に限らず原発をおいている県民は利己的な人種が多くいると考えた方が良い。

これと対照的なのは沖縄県である。米軍辺野古基地の建設に逆らえば補助金を減らされるのは分かっていても県民投票まで起こして拒絶している。こういった政治に対する意識は文化の違いなのでどうすることもできない。

現在は気候変動、資源枯渇、民族移動、情報革命の発生により淘汰圧が増している状況である。その表れとして、世界中で深刻な格差や紛争が発生している。狂人による大量殺人、家族間殺戮劇も増加し、治安も悪化していく。

よって今後リアルなコミュニティの存在がより一層大事になるわけだが、ここで福島を振り返り、利己的なグループに所属すると共に自滅するということをよく学ばなくてはならない。

特に企業やサークルにかかわらず、”生き残る”だの”勝ち抜く”だの掲げているところは大体テイカー(奪う人間)集団なので注意が必要だ。必ず行き詰まり、最後は金を巡って共食いを始める。

では良い人のコミュニティに属するにはどうしたら良いのか。私の周りは親類も友人も非常に付き合いやすい、善い人しかいない。これは常々、先に自分が何か周りにしてやれることはないか考え、実践しているからだと思ってる。

前にも書いたが、ギバー(与える人、善い人)と付き合いたければ自分がギバーになるのが一番の近道である。

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