ケンブリッジ大学とSSI(デンマークの研究所)を中心とする研究チームが自閉症と子宮内におけるエストロゲンとの関連性を明らかにしたという。
この研究者たちは2015年にも男子がいる胎内の方が、女子がいる胎内よりもアンドロゲンを含む4つのステロイドホルモンが高いことを発見している。
今回研究者たちは10万人以上の妊婦から羊水サンプルを提供されているデンマークのバイオバンクから、後に子供が自閉症を発症する親98人の羊水と、発症しない胎児の親177人の羊水を比較した。
その結果、発症した親のものはしなかった親のものと比べて、エストロゲンが高いことが分かった。これはテストステロンよりも関連性が高いらしい。
エストロゲンといえば女性化と関連づけられがちだが逆に脳を男性化されるということだ。
この結果は男児の場合と女児場合でどの程度差異があるのか、遺伝との関係比率はどの程度なのか、今後の研究が期待される。
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