ソーシャルメディアへの投稿が招くリスク

2019年8月10日土曜日

心理学

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バカッターを見ればわかるがSNSなどでの無謀な投稿は、ものによっては刑事訴訟や民事訴訟、就職内定の取り消しといった社会的制裁にもつながる。

しかしそういう人たちはトラブルに発展するかもしれないと内心思いつつも、いいねやリツイートをもらいたくて軽率な投稿をしてしまうことがある。

服薬の影響

愚かな投稿をしてしまう原因の一つとして服薬がある。ニューヨーク大学の薬物研究所とHIV/HCV研究所(CDUHR)の調査によると、若者の34.3%がソーシャルメディアに高い頻度で投稿しており、そのうちの21.4%が投稿を後悔したことがあるという。

また、55.9%の人がソーシャルメディアだけでなく後悔するようなテキストメッセージを送ったり電話をかけたりしてしまったことがあると答えた。


就職活動への影響

2018年のキャリアビルダーズ社の調査によれば、雇用主はソーシャルメディアの振る舞いによって応募者の57%を落選させた。落選対象となった投稿の具体的な内容は主に二つで、”挑発的、不適切な写真、または投稿”が40%、”飲酒、または薬物使用に関する情報”が36%であるという。


ソーシャルメディアポリシーの台頭

今現在、仕事についているからといって安全であるとは限らない。プロスカウアーローズ法律事務所の調査によると、対象企業のほぼ90%がソーシャルメディアポリシーを導入しており、70%が違反した職員を懲戒処分にしている。

職場での情報を投稿するといった不適切な行為は、一つだけでも解雇される。また、逆に誰かを昇進させたい場合にもソーシャルメディア上での情報を参考にしているという。


だいたい無謀な投稿をしてしまうときは、酒が入っていて身内で盛り上がっているときだ。私たちはよく催し物をやるときに、幹事や、ドライバー係、買い物係など決めたりしているが、新しく”バカッターの見張り役”も作っておく必要があるのではないか。

写真を撮ったら要注意で、写真の内容をいちいち確認し、社会的に不適切である場合は絶対にメディアへ投稿させない。注意された方も必ず従う。軽率な投稿をすればキャリアに悪影響を及ぼす恐れがあることを事前によく説明しておけば皆も賛成してくれるだろう。

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