スマートフォンの問題点

2019年8月9日金曜日

心理学

t f B! P L
私たちはスマートフォンにかなり執着しており、1日平均で52回も見ているという。私たちは個人的に特に用がなければ周りの人がスマホ操作に没頭していても、それを注意したりはしない。それは新しい社会参加の形だからだ。しかし、よく考えずにスマホにのめり込んでいると、予期せぬ不利益をこうむるかもしれない。

心理学者のシェリー・タークル氏によれば、Twitterフィードを読んだり、YouTubeの動画を視聴している間は、一人でいても一人ではない状態にあるらしい。

研究者の間では、こういった活動を「準社会的」と呼んでいる。つまり、誰かと対面していなくても、外向的な社会活動に従事しているということだ。

思えば、私たちは孤独を感じたくないときは準社会的活動をとる傾向がある。一人暮らしをしていると意味もなくテレビやyoutubeの動画を垂れ流すように。

しかし、孤独は内省、創造性の発揮、感情の整理、自己発見といった、精神的活動に恩恵をもたらす。孤独な時間をオンラインの準社会的活動で満たすことは、これらの内的経験から私たちを切り離してしまう。

また、ソーシャルメディアに没頭している人間はしていない人間に比べて他者との比較を行う傾向があり、FacebookやTitterで友人が楽しく遊んでいるところを見せつけられると休息に集中できない。

人間は社会活動に疲れた時、感情を整理して活力を取り戻すために、一人になりたがる性質があるという研究結果があるが、これも阻害してしまうということだ。

確かにスマートフォンでのコミュニケーションにもメリットはある。しかし、週に1日位は孤独に自分を見つめる時間を作ってみるべきではないだろうか。

日頃外を見ているばかりでは気づけなかった自分の興味や感情を確認できて、より有意義に人生を使えるかもしれない。

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