抑うつ的反芻への対処法

2019年8月6日火曜日

心理学

t f B! P L

動揺したり悩んだりしているとき、不満や言い訳、非難といった非生産的な思考をついつい続けてしまうことはよくある。

通常、陥っている感情が”悲しい”とか"苛だたしい"とか単独であるより”悲しいし、悔しいし、恥ずかしい…”のように複数の感情がないまぜになっているときのほうが抑うつ的反芻にはまりやすい。

複雑な感情が思考を混乱させている状態になっているからだ。

なので感情に支配されているときは、その感情について整理し、細かく分けることで抜け出しやすくなる。

日頃から感情に関する語彙や表現方法を学んでノートやパソコンにテキストへ自身の心の変化や生まれた感情の種類を書き出すといった訓練をしておこう。

最近の研究では反芻傾向がある人たちの中で、感情を区別する訓練を積んだグループと、何もしていないグループとで分けて調査を続けたところ、6ヶ月後には後者のグループの精神状態は、前者のものに比べて著しく落ち込んでいたという。

大体の人はあまり自分の心と深く向き合う習慣が無いので、初めは難しいかもしれない。

しかしこの治し方を身につければ、あなたは精神にダメージを受けるようなトラブルに見舞われた際でも、より早く明瞭な思考に立ち戻り効果的に問題回解決へ当たれるようになる。是非やってみてほしい。

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