運動が精神にもたらす効能

2019年8月4日日曜日

心理学

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運動がメンタルヘルスに良い影響を与えることは心理学者の間では広く認知された理論である。うつ病や不安症といった精神疾患罹患者が、運動によって症状を緩和したという実験結果もすでに出ている。

運動による効果としてまずあげられるのは、ストレスの軽減だ。アメリカでは10人に7人がストレスに悩んでいると言われているが、彼らにその対処法としてエクササイズが勧められている。

これはとても効果的な方法で、運動中にアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンが調整される。

さらに脳から放出されるドーパミンやノルエピネフリンによって穏やかな気分になれる。また、前述したような脳内物質は不安症にも効果があるため、服薬を減らすことができるかもしれない。

肉体的に調子が良くなれば気分も良くなる。運動は自信に影響を及ぼしやすいため、もしもあなたが自己肯定感の低さに悩んでいるようなら、最初は腕立て伏せ10回とか、腹筋10回とか、小さな目標を立てて運動することをお勧めする。

目標を定期的に満たすのが自信回復の方法として効果的である。自信がついてきたらスポーツジムに通ったり、パーソナルトレーナーをつけてみるのもいいかもしれない。

また、運動には認知機能を高める働きもある。脳への血流が増えることで思考活動がより活発になり、集中力が増すだろう。早朝に簡単なエクササイズを取り入れることは仕事の生産性を高めることにつながる。

以上のような効能が運動にはあるとされている。私自身、このような軽い運動に加えて日光によく当たるようにしている。その影響もあってか、今までうつ病や不安症になったことは一度もない。

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