生物的合理性と思想

2019年8月4日日曜日

持論

t f B! P L

国際政治というのはパワーバランスで動いていると思われているが、その前に社会的動物としての合理性のもとで動いている。

未だに国家間紛争や経済戦争はあるものの、結局グローバル化、IT化を通して世界が一つになる方向へ向かっているのは皆なんとなく気づいていると思う。

世界中にフロンティアがあった頃は国家間で競争しつつ生存領域を開拓し続けるのが人類にとって合理的だったが、あらかた開拓され尽くしたなら、あとは完全管理型社会にして適正人口を保つのが合理的となる。

現在、人類はこのフェーズに移行しており、それにあった「リベラル」思想を採用している。だから、少なくとも完全管理社会が可能限界に達するまではこの思想のまま行くと考えられる。

廃れた帝国主義的な価値観は宇宙開拓が本格化した時に復活すると思われる(宇宙に知的生物や国家は確認されていないが開拓的ない意味で)。

その時にはシゴキ、体罰、奴隷、一夫多妻、差別、拷問、殺戮、一神教的価値観のような悪しき風習とされている概念も、他国と競争しながら生存領域を拡大していくのには適しているので今よりは肯定的に捉えられる可能性がある。

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