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私もそうなんだが初めはわからなかったけれど、勉強していて何度も同じ参考書を読んでいるうちに理解できるようになったという経験をした人は多いと思う。
理解するということは法則性を掴むということだから勉強の過程では脳内で行列推理と組合せのような知覚統合の思考が行われている。
しかし初めは理解に必要な情報が頭の中で断片的にしか定着していないから、ちゃんと考えているつもりでも中々理解できない。それが何度も同じ本を読むことで定着し、法則性が見えて「理解した」となるのだと思う。
7回読勉強法とか、音読勉強法も要するに記憶の定着を促進させるものだ。著者もやらせれば行列推理系は得意だろう。それはつまり、このやり方で理解できない物は、実践者の知覚統合(生まれつき)を超えているということである。
よくこのやり方で成功した人が「わかるまでやれ」とかいうが、人や学ぶ対象によってわからないものはわからないのである。
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