陰謀論とカルト教祖について

2020年8月18日火曜日

持論 世界情勢

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基本的に人は脆い存在であり、正体が分からない恐怖や不安について非常に強いストレス感じる。陰謀論はそうしたものから逃れたいという人間の心理から発生する。

なので今回のコロナような強烈なストレスが社会全体にかかると人々の知的レベルが大きく後退し、手っ取り早く恐怖の正体を提示してくれるメディアに飛びつく者が増えてくる。

つまり物事を推論する時は通常、正しい前提を積み上げて演繹的に結論を導くが、知能の低い個体は「結論を先に用意してそこからそこに繋がりそうな事柄をパッチワークする」と言う真逆の思考プロセスを取る、という事である。

そしてこういった状況では必ず、煽動者というカルト教祖が生まれる。彼らはインターネット時代において、twitterやyoutubeで陰謀論系インフルエンサーとして跋扈し、一次ソースを参照できない知能の低い人々を集約している。

古来よりカルト集団の行き着く先は自滅だが、これらの過程を巨視的に観察すれば、カルト教祖には散らばった知能の低い個体を集め共に滅びる形で社会全体を浄化する役割があると言える。

丁度現在のような、気候変動、紛争、そして疫病のようなシステムに強い負荷がかかる事象が頻発する動乱の時代には、お金以外でも物品を融通出来る相互扶助コミュニティの開拓や、自然災害対策のみならず、ああいうアポトーシスを起こした集団から道連れにされないよう、距離を取ることも重要なのである。

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