知識社会の進行とハイレンジIQテストの有効活用

2022年7月22日金曜日

IQ・知能

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令和の世にあって、ハイレンジIQテストなる何の科学的根拠にも基づかない馬鹿げた児戯が未だにIQテストや知能検査の看板のもと喧伝され、あまつさえその多くが金儲けに利用されているという事実は驚愕に値する。

ヨーゼフ・ゲッベルスの有名なセリフに「嘘も百回言えば本当になる」というのがあるが、それは人々の認識に影響を与えるという意味であって実際にある事柄が言った通りに変化することはない。IQテストでないものを何遍IQテストであると強弁しても本物のIQテストにはならないし、凡人が天才だと強弁しても然り。

天才になり損なった偽物が悪あがきでこしらえたガラクタなぞいくつ正答しようが天才である事もギフテッドである事も証明されない。作問した偽物と思考回路が近似していることを指し示すのみである。

このハイレンジIQテストだが、多くは料金を払う事で正答数に応じて電子データによるIQ値の証明書を送付するというビジネスモデルを採用している。これ単体では単なる社会的害悪だが運用の仕方によっては価値を発揮し得る。

これから知識社会の進行に伴い非高知能者が続々と経済活動から退場していくことになるが、愚かな大衆は暇だと犯罪をやるので奴らの暇をどう潰させるか、という事が非常に重要な議題になる。今までは仮そめの労働によって去勢していたが非効率化に伴い、それに変わるものが必要となってくるのである。

大抵の猿はメタバース・ゲーム・合法CBDとベーシックインカムでもくれてやれば満足するだろうが知的レベルが若干高い層については自尊感情が強くなるのでこれらだけでは満足させられなくなってくる。

なのでこういった層に向けて、国がこのハイレンジIQテストのような難解パズルを作問し玩具としてあてがえば良いのだ。加えてあの恥ずかしいIQ証明書でも与えて表彰してやれば中々に有効な去勢方法となる事だろう。

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