すでに周知の事と思うが基本的に親から与えられる環境と知能(いわゆる親ガチャ)で人生は決定しているのである。これは科学的統計的事実であって、停滞した日本しか知らない若年層ほど実感している。巷でよくある株だの起業だのyoutuberだので一発逆転に成功したような話は、その殆どが何かしらの商材を売る為の嘘なので真に受けるのは馬鹿げている。
昨今ではTwitterでタワマンに住んでいる親ガチャ超勝ち組側のアカウントが「人生は全て運。これは負けた人間にとっても責任を感じなくて良いわけだから良い話だ。」などと呑気に発信している始末だが、ここでちょっと考えてほしい。
贅沢な暮らしを若いうちに楽しみたいが、その為の競争は生まれた時点で勝負がついている。負けた側の若年層からしたら、そんな不公平な条件で始まる人生というゲームを、まともにプレイするインセンティブなど本来無く、ペナルティがあるから抑えているに過ぎないのである。故にルール自体を無視して勝ち組側から金を掠奪したれやと思考する個体が出ないと想定する方が不自然なのだ。
最近多発している強盗致傷・殺人の指示役は20代〜30代前半くらいだそうで、そういう動機を持った連中が絵図を書いていると思われる。奴らから見れば犯行は不当な扱いをした社会に対する制裁に過ぎない。テレビを見ると捕まった実行犯どもの短絡性や凶悪性ばかりが俎上にのぼるが、奴らなどただ操られているだけの低知能なのだからそんな価値は無い。
こんな剣呑な連中が獲物を物色しているというのに、Twitterの株クラでは「うちは資産を殆ど証券会社の口座に預けてるから大丈夫」などと頓珍漢な事を言っている配当長者の阿呆や、容易に個人特定できそうな情報と資産を同時に晒して悦に入ってる億り人たちがのほほんとしており、なんというか日本は永らく治安が良かったせいなのか皆暴力に対して想像力が今ひとつ足らないように見える。
無敵の人・ジョーカーそして闇バイトの強盗どもと、守銭奴の時代から暴力の時代へと社会は変遷しつつある。ワンピーズではないが、世はまさに新時代、防犯グッズを買ったり体を鍛えたりと資産と生命を守るための備えをしていかなくてはならない。
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