日経テレ東大学祭・森下千里の回を見た。この番組では成田悠輔、ひろゆきがインタビュアーを務めている。
番組内で成田悠輔氏はリーダーの本質的な役割について「皆を安心・納得させる存在」であるとし、転じて「もっとタレントが政治家になった方が良い」と述べていた。氏は以前にも政治家は猫にとって変わられるのではないかとも予想している。
これについて私は少なくとも日本においては少し違うと思っている。日本の場合は「失政に際して不満をぶつける生贄」である。
だから日本の政治家はサンドバックにしても心が痛まない醜いジジイばかりなのだ。この役割は可愛らしい猫や小綺麗なタレントでは果たせない。
何故そうなのかと言えば日本は少子高齢化という構造的問題を主因とする不可避の衰退が確定しているからである。最早どの政党がやろうと大勢はそう変わらない。
なのでそれに伴う過剰労働、過酷な徴税、先細る福祉等といった強い社会ストレスがかかり続けるこの状況においては、何か政治に失点があればガス抜きとして即座に「コイツが悪い!」と皆で叩ける対象を必要とする。その最たる例が頻繁に交代する総理大臣なのである。
日本はこのプロセスを介して社会的ストレスを軽減しつつ、少子高齢化問題の根本的解決方法である”時間経過による指導層の世代交代”が完了するまで騙し騙し社会を回し続けるものと思われる。
それにしてもこの回は知的レベルの差が激し過ぎて放送事故レベルの内容だった。成田、ひろゆきのIQを140程度するとおそらく森下は90も無いのではないか。
まるで大人と小学校低学年の会話、あまりに馬鹿過ぎて横のパンダも引いていた。元の動画も消去されていたし、テレ東はもう少し相手の頭を確認してから出演させるべきである。
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