ヒューリックに大枚突っ込んだので余力は30万円程度になってしまったが、端金とはいえ何もしないよりはマシなので投資に回している。
コニカミノルタ400株を売買し以下の利益を得た。
493円 > 499円 = 2400円
配当権利 6000円
高配当株投資家としてベストな取引は配当タダ取りである。配当権利日まで持てば大体翌日は確定した配当金以上に値を落とすものだが、無風だったり落ちたあと数日して戻す、場合によってはそれ以上の値になる事すらある。これが理想なのだ。
もちろんそんな都合のいい事は少なく、今までの経験だと8割くらいは値を戻さず底値に向かって行く。ここで「戻すはず、戻してくれ」とホールドすると含み損へと突入し最悪のパターン”資金拘束状態”となる。去年の1月に掴んだセブン銀行がまさにその状態で配当取り後42万円程拘束され続け6月銘柄への投資に回せなかった。8月になってやっと、這う這うの体で同値撤退したのである。
最近のヒューリックは12月末に一度配当落ちしたがすぐに戻した。ああいう業績がいい人気銘柄だと戻しやすく、最近の地銀や電力、外食みたいにセクター自体が苦しいと底値まで一直線に行く傾向がある。
「だったら配当捨てて高値で利確しろや」と言われそうだが、基本慎重なタイプなので確実に貰える利益というのはどうにも心理的に捨てられない。これは恐らく私以外の高配当株投資家もそうではないだろうか。
コニカミノルタも業績はあまり良くないので案の定配当落ち後はダラダラと落ち始めた。切ったら戻すかもしれないが、戻さなければセブン銀行なのでさっさと利確。少しして連れ安したクラレを999円で200株購入。クラレの配当金は半期21円なので*200で4200円貰える計算になる。
するとどうだろう、コニカミノルタは一昨日の悪決算で454円まで下落しているではないか。もしもホールドしていたら-7800円の含み損、対してクラレは現在1042円だから8600円の含み益である。コニカミノルタをあの時切っていなかったらこの含み益も利確益2400円も存在しないので現在18800円損していると考えることができる。
今後についてだが、ヒューリックとクラレを利確したのち夏枯れ相場であらかじめピックアップしておいた銘柄に資金を投入していくつもりである。9月・12月配当銘柄で今年失敗した分を取り返したいところだ。
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