繁殖するという事は確実に餌をやる馬鹿がいるわけだが、どうも私のケースでは近場の公園に出没する老婆が犯人らしい。こいつは卑劣にも自転車を使って遠くから餌やりに来ているらしく、猫を可愛がる欲求は満たしつつ自分には害が及ばないよう計算して事に及ぶその悪質さにつき見かける度殺意を抑えるのが大変だった。
最近動物愛護法が改正され不適切な飼育や餌やりなどで周辺の生活環境が損なわれている時は、原因者に対して都道府県が立入検査、指導、勧告、命令を行うことができるようになり、原因者が命令に違反した場合50万円の罰金が科されるとの事だから、次見かけたら証拠を集めて行政に報告してやろうかと思っていたが、そういえば去年の中頃からあの老耄の姿が見えない事に気が付いた。
もしやと思いネットで調べると昨今のインフレで猫の飼育費が2023年は何と9.9%も上昇しているというから、恐らくこれが原因であろう。要するにあの死に損ないのチンケな老齢年金では野良猫の餌代を工面しきれなくなったという事なのである。あれが消えてから野良猫も殆ど見かけなくなくなり勿論庭に糞をされる事も無くなったので、矢張り全部奴のせいだったらしい。
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